12 月 9, 2008

Posted by: cronoq

Category: 経済

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ソニー、8000人の人員削減

ロイターNIKKEI NETなど、既にメディア各社が報じている通り、ソニーは9日、経営環境の急変に対応し、ソニーグループ全体において経営体質強化と収益性の改善を目的とした経営改革施策を発表しました。

経営環境が特に急変しているのがエレクトロニクス事業で、この分野では2009年度末までに世界全体で約8000人の人員削減を進め、製造事業所の約1割を閉鎖する見込みとのこと。これにより、2009年度末までに1000億円強のコスト削減を見込んでいるようです。

一報を耳にしたときには驚きましたが、昨今の経営環境を考えると仕方ないのかもしれないです。このような経済情勢の中で、状況の変化に柔軟に、しかも敏速に対応できる企業が将来的に生き残っていけるのは確かだと思いますから。でも、こうも連続して人員削減や事業売却・撤退のニュースが続くと、あまり気分的には良くないですね。

どこかの期間工や派遣労働者を解雇しまくっている企業は見習わず、せめてソニーには退職者の再就職先の確保には責任を持ってもらいたいものです。

追記:結局、正社員8000人、非正規雇用者8000人の削減ということだったらしいです。

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豊田市、法人市民税収9割減

NIKKEI NETの記事によると、愛知県豊田市が、来年度の法人市民税収が今年度の当初予算比で9割減となり、総計400億円近い税収減となる見通しを公表したとのこと。

もちろん、これはトヨタ自動車を中心とした市内の自動車産業の急激な業績悪化に伴うもの。トヨタの業績悪化の象徴的出来事として日経は取り上げているのかもしれないですけど、実際問題として豊田市としてはいい迷惑ですよね。いままで、トヨタの好業績に支えられていい思いをしてきたのだから、少しは痛い思いをしたほうがいいという意見もありそうですが、いずれにせよ、企業城下町というのはその企業を取り巻く景気の良し悪しに町全体が左右されてしまうという宿命を背負っているようです。

その景気の波にどう対処していくべきなのか、「日々是マーケティング」さんが面白い提言をされていました。

手短に出来る方法は「使い切れなかった予算を、繰越金として計上する」という方法だ。

言われて見れば、当たり前の方法なんですが、これができなかったのがいままでの行政なんですよね。今年度の予算は今年度中に使い切るという悪しき習慣があるがゆえに。足りなかった予算は国債や地方債として積み上げているというのに。なんともおかしな話です。

もう1つ、こういった形での税収減の話を聞くと、なんだかおかしいなと感じてしまうことがあります。個人にかかる税金はその人の総収入を算定の基準としているのに、法人にかかる税金はその法人の総売り上げではなく最終利益であるという点です。税収の安定化という意味からすれば、外形標準課税も悪いやり方では無いと思うのです。もちろん、経団連あたりには大反対されそうですけれどもね。

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反麻生政局よりも経済政策を

麻生政権の支持率が20%前半まで急落したことを受けてのことなのかどうかは定かではないが、ここのところ自民党の一部から明らかに「反麻生」と取れる発言が相次いでいます。

中川秀直元幹事長は「民意は政界全体がひっくり返るようなものを望んでいる」と述べ、政界再編待望論に乗っ取って今後行動することを匂わせています。また、渡辺喜美元行政改革担当相は「今国会中に解散してもいい。1月中に危機管理内閣ができるので、そのほうがいい」と述べ、年内解散が好ましいとの認識を示しました。

正直言って、これだけ経済状況が悪化し、失業者が溢れている状況下で、政局をのうのうと語る神経が信じられません。いったい、困窮している国民生活をどう捉えているのでしょうか。全く国民のことは考えていないと言われてしまっても仕方ないでしょう。ある種の人気取りのようにも思えますね。

政治家のみなさん、今やるべきことは、政局を語り、沈みかけた自民党からいかに逃げ出しつつ権力を握るか、その戦略を考えることではありません。沈みかけた景気を浮揚させるための政策を政府・与党一丸となって実行する、それを支えていくことです。

もちろん、現在政府が進めようとしている道路特定財源の一般化の骨抜き案などには、私は反対です。定額給付金のばら撒きも、露骨な選挙対策でしかなく経済効果はゼロに等しいので、これも反対です。政府のやることがすべて正しいとは言いません。指導力に欠ける麻生首相を支持する気持ちは私にはこれっぽっちもありません。しかし、彼らは仮にも与党のメンバーなのですから、政府を支え、間違った政策は是正する努力を惜しんではならないはずです。造反を語っている場合ではないのです。

もちろん、民主党も、この状況下では安易に政局を語るべきではないでしょう。野党第1党として政権の奪取を目標に掲げるのは結構なのですが、下手に反対ばかりし続けるのではなく、いまは政府を表向きだけでも支えていくべきでしょう。そうやって野党の存在感を示しつつ政権運営に積極的に関わっていけば、自然と政権は転がり込んでくるはずです。参議院で多数を占めている現状は、そのようにして生かしていくべきです。

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