やるやる詐欺
各種メディアの伝えるところによると、麻生太郎首相を含む全閣僚が出席して行われた4日の衆議院予算委員会で、民主党の前原誠司副代表が首相を「やるやる詐欺の常習犯」と批判したとのこと。解散総選挙をそのうち行うといって行っていないことや、道路特定財源の一般財源化の骨抜きを指してのことだという。
前原さん、威勢がいいのはいいのだけど、そこまではっきり「詐欺師」呼ばわりしちゃって大丈夫なんでしょうか。もちろん、麻生さんの名誉を傷つけているから問題だというのではなくて。政治家なんて、多かれ少なかれ詐欺師的な側面を持っているんじゃないかなと思うんですが。前原さんの発言も、自らの身に帰ってくることにならなければいいのだけどと、少々心配しちゃいます。
政治家たるもの、選挙を勝ち抜くためにはなんでもするんです。なんでも言うんです。そうでなければ、熾烈な国政選挙を勝ち抜いて国会議員なんかにはなれませんって。本当に正直に事実を語ってしまう人、つまり、選挙期間中に、できることとできないことをハッキリ述べてしまうような人には、政治家は務まらないでしょう。
そういう意味で、前原さんも選挙期間中に「やる」と言っていながらできていないことは多数あるだろうし、選挙が終わってからでも、公的な場で公約したことを実行できていないことは多数あるはず。政治家なんだから、そんなもんですよね。そういうところを、足元すくわれると言うか、重箱の隅をつつかれると言うか、つっこまれないかなって心配になっちゃいます。ま、どうでもいいっちゃ、どうでもいいけどね。
政治家ですもの、解散総選挙をやると言い続けてやっていなかったり、道路特定財源の一般財源化をやるといって曖昧にごまかしたりするのは当たり前ですよね。既に国民の多くは、政治家の言質ってのはそのレベルのものだと思ってあきらめているんじゃないでしょうか。
ただ、消費税率を上げると言っておいて結局最終的には上げない、ってのは詐欺でも何でもいいのでやってもらいたいですけどね。やって欲しくないことに限ってやってくれるのが政治家クオリティ、なんだろうな。



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