三菱、ダカールラリー撤退の事情

tunisia

ついにと言うか、とうとうと言うべきか、三菱自動車がダカールラリーからの撤退を発表しました。自動車レースからの撤退と言えば、F1から撤退したホンダの例が記憶に新しいのですが、それに引き続き、三菱も看板レースからの撤退を決断したようです。もっとも、三菱にとっては、国内販売台数があれだけ落ち込んでいる現状を考えると、ある意味当然の決断だったのかもしれません。

しかし、モータースポーツファンからは惜しむ声が絶えないようですね。なんといっても総合優勝12回。パリ・ダカと言えば三菱自動車、という存在感を示すに至った栄光は、時が経っても色あせることはありませんし、まだこれからもその栄光の歴史を記し続けるだけの実力はあったはずですから。

だた、こういう見方もできるんです。もう、ガソリンエンジンで動く自動車の時代は終わった、と。これからはエコカー、特に三菱は電気自動車に力を入れていますが、そういう自動車の時代になるのではないかと。

そういうパラダイムの変化に敏感についていくならば、もう少しキツイ言い方をすればビックスリーの失敗を繰り返さないためには、早々にエコカーに会社の軸足を移していく必要があるのです。ガソリンエンジン車の祭典であるF1やダカールラリーへの参加は、経営が厳しいという点からも再考すべきなんですが、そういう会社の将来的なヴィジョンといった観点からも早い段階で切り上げる必要があるのです。そこで培った技術も、名声も、エコカーの時代には何の役にも立たないですからね。

近いうちに、電気自動車によるモータースポーツが現れてくると思いますよ。それまで、しばらくは三菱ほか日本車の雄姿からはお別れなのかもしれません。

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